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ハンドバイク(ハンドサイクル)に関するいろいろな情報や知識、イベントなどをお伝えします。http://handbiketime.jimdo.com/


by brightrings
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ハンドサイクルで初めてのホノルルセンチュリーライドを走る

ハンドサイクルで初めてのホノルルセンチュリーライドを走る

ホノルルセンチュリーライド本番まで残すところあと4ヶ月弱となりました。
少々時間が短いですが、今からでも間に合う100マイルの走り方を考えます。
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*100マイル=160km走りきるために
ホノルルセンチュリーライドではいくつか意識しなければならない時間があります。まず、6時15分に100マイルを目指す人たちから順次スタートしていきますが、フィニッシュ地点のクローズ時間は17時30分です。これは、スタートしてから約11時間後です。それから、100マイルの折り返し地点(Swanzy Beach Park)まで進むには、75マイル(約60km地点)の折り返し点を10時30分頃までに通過する必要があります。これは時速20kmのイーブンペースで走ったときに、往路復路9ヶ所のエイドステーション(自転車のメンテナンスや無料でお菓子や果物の補給、給水が受けられるところ、またここでマイレージステッカーも配布しています)で休憩の合計が1時間から1時間30分というプランになります。
 前半のエイドステーションは25,40,50,75マイルの4ヶ所。10分ずつ休憩しても、10時10分頃には75マイル折り返しを出発できるので、100マイル折り返しのエイドステーションでは20~30分くらいの休憩が取れます。

*100マイル以下でも楽しいホノルルセンチュリーライド
100マイルは走れない、という方はなんとか25マイルを目指しましょう。25マイルに行くためには、ハートブレイクヒルという難所を越えなくてはいけませんが、上りきった先にはSunday Beachの光り輝く海岸線に出会えます。(シュトリッカーだと前輪が空回りをして上りづらいので、誰かに推してもらうか、前輪に荷重を掛けるように重くするか、セットバックツールなどを使って対処してください。)
 またそこまで行ってまだ余裕があれば40マイル、50マイルと足を伸ばしてみるといいでしょう。距離は当日の自分の調子で調節できます。(申し込みのときに何マイル走るか自己申告しますが、たとえば20マイルに申し込んでおいても、当日行けそうなら25,40,50マイルと行ってかまいません。)但し、各エイドステーションのクローズ時間が有りますので注意しましょう。



*イーブンペースで走るには
  ホノルルのコースは小さな勾配から高低差40m前後の上りまでと案外アップダウンがあります。そこで、勾配があったときにどんなギヤを使うのか、近くの坂のあるところで変速の練習をしておくことをお勧めします。クランクを回せなくなってからギヤを2段も3段も飛ばして軽くしたり、重いギヤを変えずに上って苦労しているいる人も少なくありません。路面の状況に合わせて小刻みに変速するのがイーブンペースを保つ秘訣です。2時間3時間と乗り続けられるようになってきたら意識して変速機を使ってみましょう。


*ホノルルセンチュリーライドの準備
  ハンドサイクルの梱包(飛行機輪行)するためにどうしたらいいのか紹介します。
  巷では、自転車用の輪行ケースとしていろいろなケースが販売されていますが、ハンドサイクルは規格が合わないのと、安価で済ませたいということで(実際ほとんどの自転車ライダーも同じ)自転車屋さんに行って自転車の入っていた段ボール箱を分けてもらいましょう。普通はタダでいただけますがこの時期になると他のイベントも立て込んできて、もらいに来る人も多くなるとかで入手が困難になってしまう恐れもありますので、なるべく早めにもらって準備しておきましょう。ほかに用意しておきたい物として結束バンド、エアクッション(あのプチプチしたやつ)または新聞紙、緩衝材としてダンボール、ビニールテープ、ガムテープ、軍手、使い古しのタオル。
   また、段ボール箱は、縦117cm×横145cm×幅45cm以内、32kg以内に限られていますのでご注意ください。運搬サービスも申し込み期日が決まっていますのでお忘れなく。ハンドサイクルは一般の自転車のダンボールだと入らないので、できればママチャリの箱をもらいましょう。ひとつでは入らないので、2つもらって加工することになります。(シュトリッカーをお持ちの方は、箱が残っていればそれが使えます。)途中で分解しないようにしっかりと加工してください。
   さて、箱詰め作業にうつりましょう。基本は、「なるべく分解しない」です。現地についてから元の状態にするのが楽だし、細かな部品をなくしたりしなくて済みます。それから、ヘルメットや、グローブ、ウエア、スポーツサングラス、水分ボトルあるいは肩に背負うハイドレーションバック(いづれも付け方を考えておくこと)分解組み立てに使う工具(六角レンチ分解したときに使った径mmのもの)タイヤチューブ2本、タイヤレバー、携帯用ポンプ、携帯用工具(チェーン切がついたもの)チェーンをつなぐピン。細かいものはビニール袋に一緒に入れておきましょう。チューブや、携帯工具などを入れるバックや携帯ポンプのつけ忘れにご注意ください(携帯ポンプでCO2 を使うものはCO2のボンベは飛行機に持ち込めないので現地調達か違う種類のポンプを用意したほうがいいですね)。あればいいものとして、パンク防止のリボン(パンクはしないけど多少重くなります)補給食や粉末のスポーツドリンク、暗いうちに集まるのでヘッドライトとテールライト、日焼け止め(現地調達できます。)。
   だいぶ横道にそれましたが、シュトリッカーはスタンドとグリップをはずすくらいで収納できてしまいます。収納したら他の重いものから箱に詰めていきます。くれぐれも液体は入れないでください。収納できたら、最後にその状態をデジカメで取っておいてください。帰りの収納に役に立ちます。
by brightrings | 2008-06-10 13:40 | トピックス